八坂神社
八坂神社の祭りは、守谷の夏の風物です。神輿(みこし)が地区内を練り歩き、笛や太鼓のおはやし連を乗せた山車(だし)が祭りを盛り上げます。
この祭りは、地区ごとに大のぼりをたてることから「のぼり祭り」とも言われています。
八坂神社の祭神はスサノオノミコトで、平安時代に創建されたと伝えられています。
境内には、樹齢100年を越えるといわれる大いちょうが数本有り、守谷の歴史を見続けてきました。
この祭りは、毎年7月の最終土曜日に行われます。
八坂神社所有の絵馬は、慶応2年(1866)に守谷の斉藤徳左衛門、斉藤藤兵衛、平尾丈助、伊勢屋平八、和田屋三右衛門らが奉納しました。
作者は、狩野派の画家狩野友信です。
八坂神社の祭神である素盞鳴尊(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治したという神話に基づいた勇壮な図柄が描かれています。
昭和57年(1982)に市の文化財に指定され、保護されています。
八坂神社の大祭(7月最後の土曜日の本祭り)や季節ごとの各地の祭りに青年や小・中学生達が笛や太鼓のリズムに合わせた踊りを奉納します。
「ひょっとこ」や「おかめ」の面を付けて、踊る独特の仕草が面白おかしくて輪になって眺める人々から笑顔がこぼれます。
このような伝統芸能がいつまでも引き継がれていくよう、地区の人たちが子供たちを指導しています
(守谷のふるさとかるたより)